◎新正体法の目指すゴール
新正体法は私の父である、故宮本絋吉先生が考案した自ら歪みを整える操法です。 誰もが家庭でも取り組めることを目指して、生まれました。
新正体法には明確な目指すゴールがあります。 大正から昭和初期まで正体術普及協会を通して活躍された、故高橋迪雄先生が創始された「正体術」です。
正体術は寝る前のたった一回の操法で、その日一日の全身疲労を回復させる健康法ですが、欠点がひとつありました。
身体の歪みのある人には効果が薄いというものです。
そこで、その正体術を行える身体にする為に、一人一人に合わせた歪みを取る目的で創られたのが新正体法というわけです。
◎身体を整える二つの原理
正体術の創始者である高橋先生は、二つの原理を発見し、治療に役立てていました。
ひとつは、人体の歪みの矯正にはその人の動きやすい方へ動かさせて抵抗を加え瞬間脱力すると正常に戻る、というもの。
→橋本敬三先生によって操体法として世の中に普及されました。
もうひとつは、動きづらい方へ動かし、形の異常が正される角度を作りそのまま数秒保ち瞬間脱力すると正常な形が残る、というもの。
→宮本絋吉先生によって家庭で行なえる健康法として新正体法が生まれる。
この様な原理を元にして、運動系から見た発病のプロセスである、
身体の歪み→感覚異常→機能低下→器質異常(疾病)を バランスの取れた正体→感覚異常の消失→機能亢進→器質健全化へと導きます。
また、新正体法は、セルフケアではありますが、治療の現場においても応用すれば歪みを正すのに十分使えます。
◎新正体法は大きく分けて二つ
動診法
⇓
- 骨盤操法…(RP/LP)
- 脊柱操法…(胸椎/腰椎)
⇓
正体術
基本的な操法の形は、この二つのチェックから作られます。 頸椎や四肢の歪みは、この基本操法に加えて歪みを取ることが出来ます。
関節運動8つの方向である、前後屈、左右屈、左右捻転、上下の歪みの中でも、新正体法でチェックするのは左右屈と左右捻転がメインになります。
【新正体法】「正体術」
説明動画
実技動画
◎正体術のやり方
- 仰臥位でリラックス
- 顎を突き出して首を反らす
- 頭とお尻で上半身を反らす
- 肩甲骨を寄せて胸を天井に突き出す
- 両手を開き、手の甲を床へ押し付ける
- 膝を伸ばして、足を背屈します
- 全身に均等に力が満ちたら全身脱力
※呼吸は普通にして良いです 寝る前に1回でOKです。
>>>次回は新正体法を実際に動診から操法までやってみましょう!
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